金沢に初めて来た時、バスで小立野で降り、通りの正面には白く雪が残る山が見え、町を流れる水の量の多さに驚いた。
当時神戸では”節水”を呼びかけることが多く、町の溝を水が流れるのは台風の時だけ。
それは新鮮な驚きと共に“違う土地に来た”という感覚を初めて認識した瞬間だ。
それが辰巳用水だと知ったのは随分たってからだった。
金沢に初めて来た時、バスで小立野で降り、通りの正面には白く雪が残る山が見え、町を流れる水の量の多さに驚いた。
当時神戸では”節水”を呼びかけることが多く、町の溝を水が流れるのは台風の時だけ。
それは新鮮な驚きと共に“違う土地に来た”という感覚を初めて認識した瞬間だ。
それが辰巳用水だと知ったのは随分たってからだった。