秋、冷えた空気の朝もやのなかに
浮かび上がる対岸
すべての音を飲み込む重厚な空気の層が
地上と空の派境まで曖昧にする
足元の枯れた草が静かに折れる音と
川面に折り重なる澄んだ色が
わずかに心に生気を呼び戻す
秋、冷えた空気の朝もやのなかに
浮かび上がる対岸
すべての音を飲み込む重厚な空気の層が
地上と空の派境まで曖昧にする
足元の枯れた草が静かに折れる音と
川面に折り重なる澄んだ色が
わずかに心に生気を呼び戻す
秋の日、満月が夜空にぽっかりと浮かぶと
なぜか月に’見られている’気がする
月の波動には、
心や体を’浄化’する力があると言う人もいる。
五感、直感、霊感の感性を研ぎ澄ませる力を秘めていると。
地球は月に愛されている
そんな言葉で表現してもいいだろうか。
遥か彼方から静かに
励まされている。