随分前だけど、死ぬ前に一度オーロラが見たい
という父とアラスカに行った。
オーロラを見るためにフェアバンクスという所から
小型のバスに揺られながら
山頂にあるロッジに向かう途中
パイプラインが見えた時、
異様に感動する父をおもろい人だと
感心したのを覚えている。
数日そうしてロッジに通って
ようやく見れたオーロラは
’宇宙と自然の偉大さ’を思い知らされ、
尚且つ色のもつ普遍的な魅力を体験した出来事だった。
遠くから見ると
’山に広げられた大きなブルーシート’をヘリコプターから眺め、
近づくにつれそれが氷河だと気づいた時も、
光と色の織りなす世界に圧倒された。
死ぬまでに、
とギョッとする誘い文句で釣ってくれた父に
直接伝えたかは覚えていないがとても感謝している。
そしてその後も父は歳のわりにはおかげさまで元気に暮らしている。
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