金沢にはお寺がまとまって在ります。
それは金沢城の周り、お城を守る目的があったということです。
昔まだ幼い娘と散歩しながら初めてその多さに気づいた時、ちょっとしたカルチャーショックの様な感覚を覚えました。なにしろ私の故郷は神戸、多種多様な教会等の建物が近接しているのは見慣れていても、お寺だけでこれだけ集まっているのには正直驚きでした。
お寺に隣接して墓地も民家に入り交じって存在するのにも驚く一方、綺麗に花が添えられ、キリコが飾られた墓地を少し感動しながら娘と眺めていたのを覚えています。
墓地を理解していない娘はきれいな飾りを施された空間を「お祭り?」と勘違い。
でも、ある意味 ’お祭り’ でもあるかもしれません。
夏、鶏頭の花の艶やかで鮮明な赤は墓地に多く見られますが、日持ちがいいからなのか、その名前の由来からなのか。。。